~哲学カフェin浜松 第3回「人間にとって結婚とは何か」を終えて~
7月11日、9時から12時くらいまで、イオン市野のスターバックスで、哲学カフェを行いました。
参加者は、男性3人女性2人、男性既婚者1人、女性既婚者1人、婚活リアル体験者は私1人というメンバーでした。話の取っ掛かりとしては、私の婚活苦労話から婚活疲労話に及び、そこから、さまざまな方向に展開していきました。(詳細は、石井政之さんのツイッターに記載されています。ご覧ください。)
ここには、哲学カフェの様子そのものとはズレてしまうかもしれませんが、婚活において「考える」という行為について感じたことを書きたいと思います。
私の結婚に対する恐怖感とか心配事、期待することなどいろいろ話したあと、参加者の方々から、「考えすぎ」と何回も言われました。哲学カフェにきて、「考えすぎ」と言われるなんて、とおかしくなったのですが、みなさんが言う「考えすぎ」というのは、「実」が伴っていないのではないか、ということでした。
ひとりの方が言ってくださいました。「自転車の乗り方を本で読んでわかったと思っても、実際に乗れるわけじゃないでしょ。乗ってみて、転んだり、ぶつかったりして、体で覚えるものなんじゃない?」と。
「そうか!」すとんと心に入りました。婚活をして、相手の候補をあげ、一生懸命シュミレーションして、相手によるリスクと相手に与えてしまうかもしれないリスクを「考え」て身動きがとれず、結果疲れ果てていた。でも、人間同士のつきあいというものは、頭で考えているだけでは、ダメなのだ。実際に「自転車に乗ってみなければ!」
私が、今回の哲学カフェで得たものは、意外にも「考えない」ということ、いえ、正確にいうならば、「実を」もって「考える」ということでした。
次回、哲学カフェin浜松 9月くらいに開催の予定で調整中です。
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