もうどのくらい前だったか記憶が定かではないが、県内選出の代議士がこんな発言をした。
「女性は産む機械だ」
これについては、かなりの批判がなされたことを覚えている。
かく言う私も、当時、子供を産みたくても産めない女性などへの配慮があまりにも欠けていると思い、腹が立つというより、その見識のなさにあきれてしまった。
しかし、「機械」という表現は問題があるが、女性が生物学的に「子供を産む」存在であることは紛れもない事実だ。そして、「子供を産む」にはタイムリミットがある。いまは、医学も発達してきたから、高齢出産のリスクも昔よりは少なくなっているが、やはり、丈夫な赤ちゃんを、と望めば、産むのは少しでも早いほうがいいのだろうと思ってしまう。とくに、アラフォー世代の女性には深刻な問題だし、「産む」か「産まない」かの選択を迫られるのだ。
私が婚活を始めた理由のひとつはそこにある。子供が欲しい。だから、婚活をしよう。そう思った。そう思って、婚活をして相手を見つけ結婚して、順調に(幸運なことに)子供を授かって、産んで育てて・・・。それは、幸せなことのように思える。しかし、どうだろう。子供はやがて巣立つものだ。そうしたときに、夫婦はどうなるのか。子育てという共通の使命に向かって邁進しているときはいいかもしれない。だが、その使命が果たされたあとに、残った夫婦は、どう向き合うのか。怖くなる。考えすぎかな。。。
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たった5年前です。柳沢さんの「生む機械」発言は。みんなすぐに忘れるのよ。
子供をつくらない男や女もいるんですよ。そうした人たちの言葉も聞けばどうなんでしょう。こどもができると、それまで生(子供)に関心のなかった人もまでが子供子供って、なんだかんだ言うことも多々あります。僕は子供はつくりませんが、生には大きな関心があります。
バリアフリーのこと
浜松のアクト周辺で盛んに、点字ブロックの補修と段差の補修をしています。どうしてか知っています?
必要なのは、行動のバリアフリーです。よく「心のバリアフリー」なんて言いますが、詭弁、奇麗ごとです。荷物をどける、白杖の人がいたら声をかける、それが出来ないんだ。この町のレベルは特に遅れていると思います。
投稿情報: Harukikenn | 2010/07/11 01:02